うみとそら法律事務所に寄せられる、
歌舞伎町でのぼったくり被害に関するご相談は、
2018年4月時点におきましても、ゼロではありません。
月に2、3件ほどでしょうか。
2015年のピーク時と比べると、少ないですね。
2014年夏以降、私が、夜間、事務所で仕事をしておりますと、
歌舞伎町から、今、ぼったくりの被害にあった、
まだ店員といる、助けてくれとのSOS電話がかかってくるようになりました。
2014年秋以降は、日によっては10件を超えるほどの、
SOS電話がかかってくるようになりました。
被害者救済は絶対に必要ですが、
私が毎晩、SOS電話にこたえて出動するようなやり方では、
結局、私とぼったくり店舗との共存共栄になってしまうとの危惧もあり、
助けにいくという判断はしませんでした。
私は、あくまで電話口で、
あるべき交渉方法、気持ちの持ち方についての
助言、激励に徹するというスタンスをとりました。
時間はかなりとられるものの、当然、無償での対応です。
そうして、SOS電話をかけてくださる方々から、
被害状況、店舗名、警察(交番)の対応を聴取を続けていくうちに、
警察からも助けてもらえない被害者がみる地獄について、
これは広く社会に共有されるべきだと確信するに至りました。
歌舞伎町にたまたま飲みに来た、いい大人の男たちが、
予期せぬ犯罪に巻き込まれ、交番に救済を求めても、
犯罪者と話し合うよう突き返されて、
結果として、理由のない高額の支払要求に屈しているという地獄です。
ぼったくり実行犯(店舗、客引き、女性スタッフ)のような、
明らかな犯罪者が放置されているこの現状を、
警察官が被害者を救済せず、
被害者を、犯罪者の喰い物に供する装置の一部に堕しているこの現状を、
誰かが公開しなければ、
被害者が浮かばれない、
被害の発生が止まらないとの確信に至ったというわけです。
そこで当時、私が立ち上げた、サイトがこちらです。
更新の頻度は少なくなってしまっておりますが、
書きたいことは、まだまだ、たくさんあります。
ぼったくり犯罪に限らず、
あらゆる被害の予防や、被害後の戦い方や心構えなどについて、
歌舞伎町ぼったくりを通じて、みえてくることがいくつもあります。
今後も時間をみつけては更新しますので、
ご興味のある方はぜひご覧ください。
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